天体望遠鏡の選び方

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惑星観測に適した望遠鏡

惑星は星雲や銀河に比べると同じ太陽系の惑星なので、口径が小さい小型の望遠鏡でも

見ることができます。

”月”

月は肉眼でもその模様がわかりますが、50倍程度ではっきり見え100倍ほどで視野いっぱいに広がり

クレータの様子がよく見えるようになります。そして、150~200倍ぐらいにすると月のほぼ半分が視野いっぱいに

なり、月の地形の細かい様子までみられます。


 

 

 

 

 

 

(水星)

太陽の一番近くを公転している水星は、宵か夜明け前の高度が低い所でしか見えません。

なぜかというと下記の画のように内惑星ゆえに日没後か明けに観測時間が限られます。

地球より太陽に近い公転をしている内惑星だと空が暗くなって、夜がすすむと完全に

見えない位置になるためです。

高度が低いため、大気の影響を受けやすくシーイングがよくありません。

内惑星のため、太陽の光が当たっている部分のみがみえるので、月のように

満ち欠けが観測できます。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(金星)

金星も内惑星なので、満ち欠けが観測できます。また、水星ほど太陽に近くないので

観測はしやすい天体です。金星はとても明るく、-4.5等ぐらいと1等星の明るさの

100倍以上になります。(1等上がるごとに2.5倍の明るさになりますので)

40-50倍ほどでみると、肉眼でみた月ぐらいの大きさで望遠鏡で観測することができます。


 

 

 

 

 

 

(火星)

火星は地球のすぐ外側を公転している惑星です。

2年2ヶ月ごとに太陽の反対側に来る”衝”となり、その時期が

地球に近づき、観測に適した時期になります。

火星を過剰倍率でみた場合、まぶしさが減って淡い模様が

見やすく感じる時があります。

火星は60mm程度の小口径の望遠鏡でも十分みることができます。


 

 

 

 

 

 

 

 

(木星)

地球の約11倍の直径をもつ木星は-2~-3等ととても明るいのですぐに見つけることができます。

口径が50~60mmの小口径の望遠鏡でも目立つ縞模様はみることができます。そして、

このサイズでも木星の4つの衛星もみつけることができます。

また、木星は自転が10時間と速いので、模様の移り変わりが容易に観測できます。

大口径でみた場合は木星の細かな模様までみれるのでその模様は

感動を与えるかもしれません。


 

 

 

 

 

(土星)

土星の明るさは約0等級で、肉眼でも簡単に見つけることができます。南のやや低い空にみえるクリーム色の星を

目安に探してみましょう。

惑星の中でも人気の”土星の環”をみるのであれば、50倍程度の倍率でも確認することができますので

60mmほどの小口径の望遠鏡でも”環”をみることができます。

土星の環の隙間”カッシーニの隙間”を見るのであれば130倍以上の倍率でみるのが適しています。

そして、”土星の環”は2017年、土星の環の傾きによりよく見える状況が続きます。

さらに大口径の望遠鏡ですと、土星の衛星”タイタン”も見えてきます。


 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

(天王星・海王星)

天王星・海王星は太陽系の外惑星でもかなり遠い距離にあるのでそれぞれ6等級、8等級の

暗さです。肉眼では見えません。小口径の望遠鏡でも青っぽい色あいの惑星になるので

案外区別がつきやすいです。

100倍以上の倍率ですと、小さいながらも円盤状の青っぽい色の惑星であることがより

わかります。他の恒星とは違った見えかたをするので、私たちが住んでいる太陽系の

星の仲間だと感じることができるでしょう。

(天王星)


 

 

 

 

 

 

(海王星)