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初の民間衛星での打ち上げ成功!イプシロンロケットがこれから見据える先はせかいじゅう!

1/18朝 イプシロンロケットとしては初の民間受託した衛星を載せて打上、見事に衛星軌道に投入し成功しました。

朝方だったため、夜行雲というロケットの燃焼ガスに含まれるチリなどが核になり雲を作る現象でオーロラのような美しい光景がひろがりました。


 

 

 

 

 

 

打ち上げ成功はほんと、ほっとするものです!作っている人間にとっては。ぼくは打ち上げ失敗も経験しているので、失敗の後は原因究明⇒FTA(Fault Tree Analysis:フォルトツリー解析)

⇒いくつかの原因抽出⇒実証試験(再現試験)⇒対策⇒対策効果の確認試験 という流れがしばらく続きます。もちろん、次の打ち上げのためにもちろん必要なことなのですが、おうおうにして長く

つづくことで疲弊してしまうんのですね。”開発”とはちがった少しわくわくしないといったら変ですが、何か新しいものをつくるのとはちがうので。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

この成功は世界への第1歩?

安い価格で提供することは必須ですが、ヨーロッパのロケットの価格は変わららくても日本ならではきめ細やかな対応で

勝負するのがよいとおもいます。相手国へ”宇宙級のおもてなし”といったところでしょうか。

”なにをするか”というと、人工衛星ではプチカスタマイズでお安い価格でその国の安全守ったり、産業を盛り上げていくという事になるかと思います。

はじめからテンプレートの人工衛星があってそれにその国で追加したいオプションを自由にえらべるようにしていけるようにします。

例えば 高い分解能の映像がほしいとなったら、それに見合ったセンサーを搭載します。そこではメーカー間の枠を超えて、日本の企業が

人工衛星を作るメーカー:NECさんなどに供給していくのです。

ロケットも一緒です。確実にうちあげるのがまず第一ですが、お客さんのほしい時期に素早く打ち上げる対応。そして、少しでも安く打ち上げを提供できるように動く努力。

そんなことが欲しい国(お客さん)に寄り添う対応になるのかとおもいます。

次のイプシロンの準備もすすめています。また、次のいぷしろんはまた、おもしろいです。ロケットは毎回のっける衛星が違うのですが、また新たな挑戦になるんだと思います。

毎回違うのは少し大変だけど、楽しみにもなります。