日本で宇宙飛行士になるにはまだまだハードルが高いですね。わたし、宇宙ちゃんねるも候補者試験を1度受けたことがあります。(おそらく英語で会えなく落選しましたが・・・)
この記事では「宇宙飛行士になるには」をシリーズで連載していきたいと思います。
”宇宙飛行士候補者試験”には応募の条件あり
1回目はまず、募集要項に書かれていてる”応募条件”の
・大学(自然科学系※)卒業以上であること。
(※)理学部、工学部、医学部、歯学部、薬学部、農学部等 )
・自然科学系分野における研究、設計、開発、製造、運用等に3年以上の実務経験
についてです。
まず、
”大学(自然科学系※)卒業以上であること”
ですが、宇宙飛行士の仕事として
実際に宇宙、宇宙ステーションでの活動は
宇宙空間での実験や宇宙ステーションの操作や修理、
地上では
宇宙に飛び立つための様々な訓練、
その他宇宙に行くための事前準備(資料作成)、
宇宙ステーションに積む実験装置などの事前確認、
それとシンポジウムなどの講演、
など、様々な仕事があります。
多くの仕事はやはり”理系分野”に属した内容なので、ある程度”理系の言葉を理解するベース”がないと話す内容を理解することから始めなくてはなりませんから。
ちなみに、宇宙ちゃんねるが所属する会社もロケット以外にも宇宙ステーションに積む実験装置もつくっているので、たまに宇宙飛行士の方が、事前確認にやってきます。
いきなり、宇宙でぶっつけ本番で使うのでなく、使い勝手や操作を実物で見ておくことは重要ですからね。”新車を買う場合に試乗するのと同じよう”にですね、
・自然科学系分野における研究、設計、開発、製造、運用等に3年以上の実務経験実務経験
こちらも一つ目の”理系の言葉を理解するベース”があることと+”宇宙での業務への適応性を養う”ということを踏まえてなのだと考えます。
大学生と社会人は環境が大きく異なります。
社会人はいろんな年齢の人と接し、物事を進めていく。
新入社員なんかは自分の親よりも上の人と仕事をすることもあり、同世代ばかりいた学生の時は違う言わば”異人種”の人たちと上手くやっていく協調性を養えます。
宇宙飛行士であればなおさら、いろんな国の人とチームプレーで仕事をこなしていくので協調性は超重要
また、宇宙飛行士もJAXAの職員と同様の扱いなので、宇宙にいる以外は”ある組織の中にいる社会人”には変わりはありません。
上の2つの応募条件は宇宙飛行士なるための”最低限の基礎(ベース)”があることを求められているのだと思います。