「また、明日が来る」と何も疑うことなくに過ごしている日々
ですが、一つのウイルスで突然 生活が変わってしまうような状況にみなさんがなり、未来への不安を感じた人も多くいたと思います。
地球最後の日は計算上はるか先ですが、小惑星による生命最後の日は数百年後には来るかもしれません。
小惑星の衝突の予測は世界的に行われています。それがある地域に落ちれば、地域全滅ということも。
地球の最後はどうなるのか?
小惑星が衝突した地球はどうなるのか?
についてお話をすすめます。
地球の最後、今言われているのは数十億年後
太陽が地球を飲み込む
数十億年後、地球の軌道まで太陽が膨張し、消滅すると予測されています。
太陽は核融合反応している恒星
恒星は大きさによって
①大爆発を起こし大半は宇宙の星屑となるが、中心部がブラックホールとなる
②内部の核分裂がとまってやがて冷え、赤くなり縮小→拡大を繰り返し、いずれ青白い星になり、最後は反応が終わり黒色になって終える
の2つですが太陽サイズは②
②の時期、太陽の寿命が終わるのが約50億年後といわれています。
地球が生まれたのは46億年前なので、数十億年後はるか先の出来事
人類の祖先ができたのはわずか200万~1000万年前
僕たちが生きている100年とかいう感覚では想像ができない時の長さです。
仮に太陽の膨張から逃れられたら
地球の内側にある水星、金星、火星は確実に巨大化した太陽に飲み込まれるといわれていますが、仮に地球が飲み込まれるのを逃れられたらどうなるか
数十億年後の、赤く巨大化した太陽の惑星への引力が弱くなり、現在より太陽から2倍の距離になる予測です。
でも、巨大化した太陽からでる放射が強くなり、太陽風で惑星がもっている磁気圏が吹き飛ばされてしまう。
地球には磁場があり、それで有害な放射線から守られていますが、それが直接地上に降り注いでしまうわけです。
生きるびるために、地下の奥深くにすむことになってしまう世界があるかもしれません。
生命が住めなくなるのは10億年後
地球が飲み込まれるのは数十億年後ですが、その前に太陽が放つ熱が高くなり、地球で生命が住めなくなるのがおよそ10億年後といわれています。
太陽の明るさ(輝度)は10億年後、今の10%増しで上昇している。
28億年後は140℃になるとかかれている論文がからすると、10億年後の温度は60℃
今の世界の平均気温:15℃より40℃高く、生物が経験したことのない高温が続くので、住めなくなってしまう。
ただ、その前に小惑星により恐竜が絶滅した6600万年前のようなことがその前に起こるかもしれません。
生物の歴史の中で過去5回ほど、大規模な火山活動や小惑星の衝突などが原因で大半の生命が絶滅し、そのたびに新たな種ができ、今の人間や哺乳類がつくられている。
人間の活動を肯定するわけではないですが、何かしら原因で絶滅し、そのたびに進化していく生命。
強い種、能力を持った生命だけが生き残る。
人間が作りだした環境で大量絶滅がおきることは地球の歴史上でおきる絶滅のひとつになるのかもしれません。
それ以外で考えられている地球の最後は?
太陽系から外れることは?
地球は太陽の強力な引力により、公転しています。
仮に、公転軌道から外れると遠心力の速度で進むのでおよそ秒速30kmで太陽から遠ざかりはじめる。
その後、地球環境がどうかわるかというと
・太陽がないので、気温が下がる
1週間ほどで平均マイナス0℃付近、1年後には-40℃とか-70℃と予想されている
多くの植物が枯れるのは数週間後といわれています。
1年後の寒さは呼吸をすると肺が凍るほどなので、地上での生活はできなくなる。
地下で地熱を利用しての環境が必要になる。
・大気(酸素)は十分にあるが、低温によって気体が凍り始めるので、酸素を溶かして使うようになる。
こちらも温度がさがったことで起きる影響。
石油などの流通しているエネルギー源を確保することは難しくなるので、やっぱり地熱を利用して溶かすよう策が必要
低温で掘って開発していくことも困難になるので、すでに熱源がある温泉がある地域に人が移住し始めるかもしれません。
・食料確保は地下で大規模な設備が必要
食料確保も地球の核エネルギーを使った熱や光の発生で育てていくことに。
その時、月はどうなる?
地球の引力以上の力で1方向へ飛んでいくので、離れる。
月も地球と同じようにその時の遠心力の方向に勢いよく飛んでいく。
月とは二度とお目にかかれないことになるのでは
小惑星の衝突確率は1000年に1度
直径50~80mの小惑星が地球に衝突する確率は1000年に1度
140m以上の大きさは検知が進んでいるが、それ以下の大きさの予想が難しいので、”前日にわかる”とか”後で分かった”ということも多々ありますね。
過去の事例と式守町の比較
映画「君の名は」で式守町に落下した分裂したすい星の隕石の大きさは約40m
2013年にロシアに落下してきた隕石は約15m
隕石がどういう状態かよってもちがいますが、影響は衝突までいかず、空中爆発することが多いです。
穴がぼこぼこ開いているものであればそこに空気が入り、前とほとんど空気がない後ろで圧力の差が生まれ、この差により空気が猛烈な勢いで後方に引っ張られ隕石は引き裂かれ、空中で分解する。
1908年に起こった ロシア ツングースカに落下した小惑星は60~100mの大きさ。”東京都分の面積(約2000㎢)が焼ける”ということが起こりました。
ツングースカ
数多くある宇宙の小惑星を検知する技術がもっと進まないといけない
ここにも”これからの宇宙開発のカギ”がありそうです。
超新星爆発のガンマ線バーストでオゾン層が破壊される可能性も
この爆発でガンマ線が発生し、それが地球に届くとオゾン層の密度を半減させ、地上にいる生命に降り注ぐことによって多くが死滅します。
オゾン層が破壊されることで、他の宇宙線も降ってくるようになり、その中で岩盤も貫く”ミューオン”という宇宙線があるため、地下でも生命に深刻な影響をもたらします。
宇宙線が体にあたることで、DNAが破壊され、がん細胞を発生させたりといった被害が起きます。
いずれにしろ発生したら、過去5億年で5回ほど起きている生命の大量絶滅と同じような道をたどるようになります。
そのために備えることは
他惑星で暮らせるようになる
惑星移住計画
世界でも火星移住計画が少しずつ本格化しています
大気が薄いため、宇宙線の問題など多くの課題がありますが、人間はいろんな壁を乗り越えていけると思います。
僕たちがいる天の川銀河だけでも100億個の惑星が存在している。生命体がいなくても火星より住みやすい惑星がきっとあるはず。
未来の人間はそこを見つけているのだと。
地球に残る場合、地球の”核”のエネルギーを利用した生活
もし、地球が氷の星になってしまったら、地球の核の活動による熱を利用しないといけません。
日本で地熱を利用した発電は0.03%
アイスランドでは地熱を利用した熱による蒸気でタービンを動かしエネルギーを発生させる発電がさかんです。
日本ではいろいろな法規制ですすんでいないのが実情(国立公園内など)
まとめ
地球最後の日にはもう人間は住んでいないでしょう。
地球高温化の問題はもっと前に訪れるので、その時にも人類はいないと思います。
それは今の生物が絶滅しているか、はたまた、スターウォーズの世界のように太陽系を軽々超え銀河を飛び回っているか
はわかりません。
旧石器時代
「人間は鳥より早く空を移動できることを考えただろうか?」
「鹿より早く移動できることを想像しただろうか?」
「巨大な熊よりも力で勝つことを思っただろうか?」
2000年後、それを全てなしえている
”世界をわずかな時間で1周できる”
”最低でも光のスピードで宇宙を移動できるようになっている”
”その中で地球外生命体に遭遇している”
”わずか5%の宇宙解明が50%ほどはわかるようになっている”
これは僕が想像しうえることなので、それをはるかに超えることが実際にはできているのだと思います。
それを成しえるのはきっと1日1日の積み重ね
目には見えない歩みですが、一歩ずつすすんでいきましょう。
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