初めての方や小学生へのオススメはまず、望遠鏡の扱いになれることが良いでしょう。
その上では扱いやすい望遠鏡がオススメです。
扱いやすいには
・持ち運びがかんたん → 軽い。
・組み立てや操作がかんたん → 屈折式でフリーストップの架台
・持ち運びがかんたん → 軽い。
ここでは鏡筒や架台がなるべく軽くするという点で鏡筒は大口径でない、
架台は重くなる赤道儀でない経緯台がオススメです。
・組み立てや操作がかんたん → 屈折式でフリーストップの架台
天体望遠鏡の筒の部分、鏡筒には屈折式と反射式がありますが、
光軸補正や鏡筒内温度の調整の必要がない屈折式がオススメです。
また、架台は極軸合わせの必要がない、自分自身の目で望遠鏡を天体に
感覚的に合わせるフリーストップ式の経緯台が扱いやすいです。
上記の点にに加えて、初めての望遠鏡には
・よく見える。
ことが大切だと思います。
軽くて操作がかんたんな安価なものはありますが、安価なゆえに望遠鏡の組み立て精度や
レンズに手を抜いているものがあります。
そうすると、いくら望遠鏡を天体に向けても天体がぼんやりしたりしてはっきり見えないなんて
いうこともあります。
価格は抑えていても、ポイントとなるところは抑えている望遠鏡を選ぶようにしましょう。
代表的な的な望遠鏡を記載しておきます。
初めての望遠鏡、小学生向けの望遠鏡選びにお役立てればと思います。
(スコープテック ラプトル60) 参考価格:16980円(Amazon)
初心者や小学生でも”簡単に使える”、”よく見えること”を念頭に作られた望遠鏡です。
ファインダーなどの機能を簡易的なものにし、機能を絞ったのでこの低価格が実現できています。
入門機としてはめずらしい日本製の望遠鏡で対物レンズの研磨、組立も日本の職人さんの手でつくられたものなので
なので品質はもうしぶんないです。口径が60mmのフリーストップ式経緯台で微動装置はついていないので
天体は手で鏡筒を動かして追うような形になります。
また、三脚は伸縮式で小学生低学年から大人まで使える事を実現しています。
重さも2.5kgと軽量で簡単に持ち運びできます。
(ビクセン ミニポルタ A70Lf) 参考価格:25188円(Amazon)
口径70mmの屈折式望遠鏡です。こちらもフリーストップ式、天体の追尾に便利な
縦横の微動装置がついています。3.5kgとお子さんでも運べる重さです。
ファインダーを装備し、目的の天体を見つけるのが簡単になります。