2019年 亥年にふさわしい?猪突猛進型 のイプシロンロケットの打ち上げは間近!

ロケット

僕らが手掛けたイプシロン 4号機いよいよ1/17(木) AM10時前に打ち上げ予定、そのとき、リアルタイムでライブ映像を見ているだろうか。

イプシロンは今年の干支のように一度、火が付いたら止まらない固体燃料(火薬)の猪突猛進ロケットだ。

今回乗せる衛星は7つ。3号機以前では一つの衛星を打ち上げていたので、今回は初めての試み。からくり時計のように次々と衛星を放出していく。

その衛星放出のタイミングは、実は猪突猛進型では難しい。なので、衛星をある高さまで固体ロケットでも持っていって、その後の衛星軌道投入は噴射量を微調整できる液体燃料による制御で固体ロケットの弱点を補完している。

7個の衛星には、人口で流れ星を作る会社、ALE の衛星が積まれている。フェスなど一大インベントで流れ星を流すという ”エンターテイメント衛星”

流れ星を作る最適な高度に徐々に下降し、2020年 衛星に搭載された流れ星の玉を放出、流れ星を発生させる予定。宇宙も地上のようにカルチャーの要素を取り込もうという世界初の内容。

宇宙の楽しみ方がひとつひとつと増えてくれば、もっと身近なものになる。

 

以前、結婚記念プレートを宇宙ステーションから放出するというビジネスの記事を読んだことがある。放出の瞬間を宇宙飛行士が写真に収めてくれるというもの。その後は徐々に高度を下げ、大気圏に入りプレートは燃えてなくなるそうだ。

結婚記念を宇宙に放出 日本で新サービスが登場 – Sputnik 日本

 

でも、どうせなら僕は燃えてなくならず、探査機につまれて太陽系の外、どこまでもそのプレートが宇宙を旅するほうがよいとおもった。結婚指輪のように、”どこまでもつづく”というほうが「宇宙のロマン」を感じることができる。”自分たちのプレートがはてしない宇宙を漂っている。もしかしたら、違う生命体がそのプレートを見つけるかもしれない”のほうがわくわくするのではないか。

 

現在はコストの関係もあって、すぐには難しいかもれ知れないが、そんなサービスができるともっと面白いと思う。

 

とにかく、宇宙にエンタ-テイメントの要素をすこしずつ加えていこう。

 

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