これから人工衛星はスマフォにどのように利用されるか?

こんにちは、宇宙Ch.です。

今日は”人工衛星の使われ方(スマフォ編)”です。

情報としてよく出ているのは、スマフォのGPS(Global Positioning System)機能です。

今のスマフォは地上局(中継局)を各場所に設置し、電波の届くエリアを拡大しています。(日本では人が住んでいる地域はほとんどカバーされています。)

でも、アウトドアで山間部に入った時など、たまに使えなくなる時があると思います。

日本ではそれほど不自由に感じることはないかもしれませんが、世界人口の約半分の30億人はスマフォ・携帯電話が使えない環境です。(もちろんインターネットもです)

使用できない地域で、中継局を建てていくのはエリアを莫大に広かったり、建てるコストの問題があり、難しいですね。

”では、地球の上を飛び回っている人工衛星を使ったらどうか

というのが現在のいろんな企業が計画しているところです。

実は現在でも”イリジウム社”がこのサービスを行っています。

だたし、人工衛星を使う為、

コストの問題:使う人が少ないのでコスト高

スマフォ本体の問題電話の電波受信が弱いので、一般のスマフォだとキャッチできない

がありそれほど広まりはみせていません。

では、なぜいろんな企業が参画しようとしているかというと

人工衛星の技術が進歩している”のでコストの問題を解決できるようになってきたのが大きいです。

昔はもっと分厚かった携帯電話が文字通り”スマート”フォンになり、軽くて高機能になりました。これは内部の電子機器が技術進歩でそうなったからですよね。

同じように、人工衛星も”機器のかたまり”なので、同様に技術が進み、”小さくても高機能”に成ったのです。

そして、小さくなると、一回のロケット打ち上げで何個も人工衛星が宇宙に運べるようになり、1個あたりの打ち上げコストその分下がります。

ロケット側も人工衛星ほどではないですが、技術進歩しているので打ち上げコストは下がってきています。

一方、スマートフォンもここ何年かのモデルチェンジでもわかるように急速に進歩しているので、人工衛星の電波を受信できるスマフォが一般的になるのかと思います。

スマートフォン人工衛星はこれからはGPSだけでなく、直接やり取りするようになって、

アマゾンのジャングルでも使えるようになって、世界がもっとボーダレスになる時は近いのであはと宇宙Ch.は思います。

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