”超小型ロケット” 打ち上げ失敗の先にあるもの

こんばんは、宇宙Ch.です。

今日は残念な情報ですが、SS520ロケットを改良した”超小型ロケット”が打ち上げに失敗しました。1段ロケットの燃焼中にロケットからの信号が来なくなり、やむなく太平洋に落下させました。

実験的な打ち上げ”ではあったのですが、飛行データなどがほとんど取れなかったのは、残念です。

これから、失敗の原因は究明していくことになると思いますが、先ほど書いたように

SS520ロケットの改良型”なので、打ち上げ実績のある部分でなく、開発部分に何らかの原因があったのではないかと思います。

メディアでは今回のロケットは低コストを目指すため、”民生品”を多く使用した点で打ち上げ失敗との関係性があるかどうかと報じられていますが、民生品をつかっていく流れはロケットが飛行機や自動車のように身近になり、日本の至る所で”電信柱型ロケット”がうち上がっていくためには歩みを止めてはなりません。

やっぱり、”何億”と言う打ち上げコストだと身近に感じませんから。

”何億もかかるならやめればいいんじゃない”という意見もあるかもしれません。

でも、歩みを止めてしまうと日本の宇宙ビジネスはどんどん遅れをとる。

何十年ご、いや、何百年後、宇宙ビジネスは拡大し、確実に”スターウォーズ”のような時代になります。

その時、やっぱり日本が宇宙ビジネスをリードし、同盟軍が使用する”スターファイター”を作れるような存在になっていかないといけないと思います。

でないと、これからの日本経済はしぼんでしまいますよね。間違いなく宇宙ビジネスは大きなビジネスになりますので。

失敗の先には、再挑戦し、”民生品で作った電信柱ロケット”を成功するまで打ち上げ、実際の打ち上げで民生品が利用できることを証明して行く必要があります。

大きいロケットで何個も運ぶアメリカやヨーロッパのロケットに対抗するには”必要になった時に、場所を選ばす人工衛星を打ち上げられるロケット”を作っていく。

それが日本が宇宙ビジネスで勝ち残っていく一つの道”ではないかと考えます。

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