”池上彰の2018年宇宙の旅”にあった無重力体験はなぜ出来るの?

宇宙のふしぎ

先日、池上彰さんもTBSで宇宙の2時間番組をやっていましたね。今年は宇宙への関心への高まりをなんか感じます。政府も後押ししてますんで。

その中でイノッチが日本でできる”無重力体験”をやっていました。周りの人に聞くと宇宙に行かなくても「無重力体験してみたい!」と思っている人、結構いるみたいです。僕もやったことはないのでそんな”新しい体験”をしてみたいです。

番組の中では「なんで無重力体験ができるのか?」は説明していなかったんですが、どうしてだと思います?以前のブログでは宇宙ステーションでふわふわ浮かんでいる宇宙飛行士の人たちは”無重力”ではないと書きました。(無重力でなく地球の引力と宇宙ステーションが地球の周りをぐるぐる回っている遠心力が釣り合ってると。その力の釣り合いでどこにも力がかかっていなく、あたかも”無重力”になっているような状態なんです。こんな感じで。)この日本でできる無重力体験は飛行機が重力だけしか受けない状態になるとその中にいる人は無重力を体験できるのです。飛行機をボールに例えるとわかりやすいかもですね。45度の角度で上へ投げたボールははじめは加速され斜め上へ飛んでいきますが、ある位置で加速はなくなり、重力だけを受ける状態になります。それが放物線を描いている時ですね。その中に人がいたら重力だけ受けたボールの中にいるんでふわふわと体が浮いてきます。そんな時間が約10〜20秒続く状態になり、無重力となるわけです。

この体験、料金を調べてみると日本では唯一 名古屋のDAS:ダイヤモンドエアサービスと言う会社がやっていて5〜7回の体験で30万ほど。”そこまでの過程を楽しむ”と言うのはありますが、なかなか手がでない金額ですね。数万でできればもっと応募者が増えそうですが、フライトのコスト的に見合わないのかもしれません。人件費(パイロット)、燃料代などが主に金額のかさむ所なので、”薄利多売”にして、お客さんをふやすとかフライト時間を短縮した”ショートプラン”でおやすくするとかでもっと多くの人が”無重力体験”を体験をできるようになれば、もっと宇宙への興味みたいなものが広がっていくんじゃないかなと思います。

そして、この無重力体験の前後には2Gの加速度が人間にかかります。イノッチもそれを体験していました。ジェットコースターに乗った時に体が押さえつけられるような感じになる”あのG”です。いきなりスピードをあげて飛行機が加速しているのでさっきの無重力と同じように人にもGはかかりますよね。この”2G”の体験もロケットで人間が宇宙に行く時にかかる”3G”の体験に近いものがあるのでそういった意味でも”宇宙旅行の疑似体験”にもなりそうです。

もしかしたらその人の”一生思い出に残る貴重な体験”。そんな、ワクワクする体験を広めていけるように活動してみたくなりました。”宇宙・宇宙産業”を広めようとしている僕の使命のような感じもします。

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